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青汁で病気予防

青汁とアレルギー体質

アレルギーは立派な病気です。
花粉症を含めて日本人の20%はアレルギー症状を持っているといわれています。
アレルギーとは我々のからだの中にある免疫応答システムがからだにとって無害な物質に対して過剰に反応することです。
そのアレルギー反応の原因物質をアレルゲンと呼び、よく知られている花粉・食物・ハウスダストなどの多くのものがあります。
アレルギー体質とは、先天的な遺伝的要因によるものと後天的な環境要因によるものがあり、一人一人によって異なる症状をもつ性質のことをいいます。
このアレルギー体質には次の4つがあると考えられていますが、様々なアレルギー症状を起こす原因はアレルゲンによるものですが、アレルギー体質に応じた改善方法を行うことが大切です。

炎症性体質

アレルギーの炎症による乾燥肌とかゆみをもつ体質の方のことであり、体質を改善する方法としてはビタミンB群の一種であるビオチン・パンテオン酸などのサプリメントを飲用します。
これは、内科的治療にも使用されています。
この方法で効果がない場合には、からだの中にある必須脂肪酸であるγリノレン酸が作れない体質である判断してγリノレン酸の投与に切り替えます。
この他にもステロイド療法も使用されることがあります。

弱い・薄い皮膚体質

ヒアルロン酸などの分泌が少ないことから、皮膚の表面にある角膜層が薄くなりアレルゲンの侵入を受けやすい体質の方です。
症状としては、乾燥肌・赤黒い皮膚・粉をふく皮膚があげられますが、このような方はアレルゲンの侵入を防ぐために、ヒアルロン酸・EPAなどのサプリメントを長期間飲用して厚く丈夫な皮膚をつくることをすすめられます。

ヒスタミン産生体質

ヒスタミンという物質は免疫に関与しており、からだの外からの有害なものを攻撃する役目を持っていますが、ヒスタミンを多く産生する体質の方は、からだに無害なアレルゲンに対しても過剰反応を起こします。
このような方に抗ヒスタミン剤を投与してヒスタミンの産生を抑制します。

免疫グロブリン異常分泌体質

ヒスタミンを産生する際に分泌される免疫グロブリン(石坂夫妻が発見した)を大量に放出する体質の方のことです。
その原因には皮膚・粘膜などでの免疫反応が過敏であるだけではなく、腸内における免疫反応も過敏になっているからです。
腸内にある善玉菌を増やすことによってアレルギー反応を減少させるビオチンを作りだし、腸内の免疫反応を弱めて炎症体質を改善することによって、免疫グロブリンの異常な分泌を防ぐ方法です。
このためにも、日ごろから食物繊維を積極的に摂取して腸内環境を改善することがすすめられています。

青汁によってアレルギー体質を改善する効果はあるのでしょうか

アレルギー体質の改善には先天的な体質の方でも、からだの免疫力を増強するために、規則正しい生活・栄養成分のバランスを考えた食事・適度な有酸素運動が必要となります。
青汁にはアレルギー体質の改善に必要な栄養素が豊富に含まれていることがわかっています。
青汁に含まれる次のような栄養成分が特にアレルギー体質改善の効果を示します。

ビタミンA

皮膚・粘膜を強化し、免疫力を高めます。

ミネラル(亜鉛)

からだの毒素を排泄し、免役力を高めます。

食物繊維

腸内環境を改善し、栄養素の吸収を良くして免役力を高めます。

ファイトケミカル(カロテン・ルチン・ポリフェノール)

強い抗酸化作用を示します。

ビオチン

皮膚の炎症を抑制します。

このように、アレルギー体質の方にとって青汁はおすすめの健康食品ですので継続して飲み続けることで体質が改善され、「悩ましいいからだの調子が良くなった」という実感をぜひ体感してください。